おふとんの日常のお手入れについて
おふとんを快適に使うには
- カバーやシーツを掛けましょう。
- 起きてすぐにふとんを押し入れにしまわないでください。 寝起きのお布団はひと晩たっぷりかいた汗で多湿状態です。そのまま押入れにしまうと湿気を持ち込んでしまうため、カビ発生の原因になります。裏返しにするなどしばらく時間をおいて湿気を飛ばしてから押入れにしまいましょう。
- 押入れにしまうのは上段がおすすめです。 湿気は下に溜まりやすいので、上段にしまうのがおすすめです。押入れの床にスノコを敷くとカビ対策になりますよ。さらに押入れの奥と左右側面にスノコを置くと押入れ内の通気性が良くなりますのでより効果的です。
- 空気を含む羽毛ふとんは、臭いを抱え込むことがあります。強いにおいは近づけないようにして下さい。
ふとんの干し方
お天気の良い日に、天日干し、または陰干しをしましょう。干す時間の目安は2~3時間です。ただし、湿気を呼び戻してしまわないように、午後2時以降は取り込むようにします。干すときには、シーツなどで覆うと、側地の色あせの防止になります。干したあとで、ふとんを叩いている方が多いようですが、これは生地を傷めることがありますから要注意。 ダニやホコリをとるには、表側と裏側からていねいに掃除機をかけると効果的です。 その際専用ノズルを使用すると、より効果的です。なお、ダニは熱や乾燥状態が苦手で、死んでしまいます。 しかし動きが機敏で、熱の少ないふとんの奥や反対側へ逃げていきます。日に干すだけでは十分なダニの除去は期待できないのでご注意ください。羽毛ふとんの収納方法
今ではすっかり日本人の生活に定着した羽毛ふとん。その羽毛ふとんの収納方法で気をつけていただきたいことがあります。ふとん圧縮袋による保管
羽毛ふとんの保管には、圧縮袋はお勧めできません。やむを得ず使用する場合は、次のことに注意してください。- 圧縮袋の製造メーカーの注意書をよく読みましょう。
- 袋に入れる前によく乾燥させましょう。
- 空気は抜きすぎず、圧縮はもとの高さの1/4程度を目安に。
- 長時間(6ヶ月以上)の保管は避けてください。
長い間つかわない場合
羽毛製品はできるだけ乾燥した状態で保管することが大切です。次の点に注意して保管しましょう。- 製品を充分に乾燥した状態で保管することが大切です。
- 防虫剤を製品にはさみ、木綿のふろしきなど、通気性のよいものに包みます。
- ビニールやポリエチレンの袋など、通気性のないものに入れておくと、蒸れて臭いが強くなったり、羽毛の品質を損なったりすることがあります。
- 押入れの上段など、なるべく湿気の少ない場所に保管します。
- 羽毛ふとんの上には重い物を乗せないで下さい
汚れがついた時
ジュースなどこぼした時は
- すぐにティッシュペーパーや乾いたタオルなどで水分を吸い取ります。
- 中世洗剤を薄めたぬるま湯にきれいな布を浸し、固くしぼります。
- 軽くたたいて汚れを布に移すようにし、決してこすらないでください。
- 洗剤が残らないように水拭きし、最後にやわらかい布で水分を取り、よく乾くまで日陰干ししてください。
血液がついた時
お客様からお預かりするふとんに付着しているシミの原因は様々ありますが、もっとも多いのは血液のシミです。もし血液のシミが付いてしまったら次のように対応してください。- チョコッとした血液のシミの場合 タオルを濡らし固く絞った後、そのタオルで血液のシミの箇所を軽くたたき吸取るように取り除きます。シミがほぼ無くなったらしっかり乾かしましょう。
- 大量の血液(中綿まで色が付いている位)の場合 乾いたタオル、ティッシュペーパー等で血液をできる限り吸取ってください。その後、他の部分にシミが移らないようによく乾燥させるか、またはシミ部分に布などをはさみふとんクリーニングへご依頼下さい。
- 既に時間の経過で固まっている場合 生地表面を手で揉んで落ちるシミを取り除きます。その後、ふとんクリーニングへご依頼ください。
初めての方はお試しコースをご利用ください。